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自転車事故の損害賠償|自転車保険・過失割合の注意点

自転車が絡む事故は、①自転車(自分)×自動車、②自転車×歩行者、③自転車同士で、賠償の枠組みが大きく異なります。自転車には自賠責保険がないため、「どの保険から回収するか」の設計が自動車事故以上に重要です。

自転車×自動車:自転車側は保護される

  • 過失割合では交通弱者として自転車が有利に扱われます(例:信号のない交差点の出会い頭で自転車20:車80程度)
  • 賠償は相手の自賠責・任意保険に請求できます
  • 歩行中・自転車搭乗中でも、自分や家族の自動車保険の弁護士費用特約・人身傷害保険が使えることが多い点を見逃さないでください(特約の記事

自転車が加害側になった場合:高額賠償のリスク

自転車対歩行者の事故では、9000万円超の賠償を命じた裁判例もあります。神奈川県では自転車損害賠償責任保険等への加入が義務化されており、個人賠償責任保険(自動車・火災保険の特約)でのカバーが一般的です。

相手の自転車が無保険だった場合の回収

  1. 相手の個人賠償責任保険・TSマーク付帯保険の有無を確認
  2. 未成年なら親の保険・監督者責任も検討(未成年加害者の記事参照
  3. 無保険なら本人への請求(分割合意+公正証書化・強制執行の設計)
  4. 自分側の傷害保険・人身傷害(自転車事故対応型)・労災(通勤中)も総動員します

事故直後の注意(自転車事故特有)

  • 自転車事故も警察への届出が必須です(事故証明がないと保険請求に支障)
  • 相手の氏名・連絡先・学校/勤務先を確認(自転車はナンバーがないため特定情報が重要)
  • ヘルメット・自転車の損傷状況の写真も証拠になります

よくある質問

Q. 自転車同士の事故の過失割合はどう決まりますか?

自動車の基準を参考に個別判断されます。自転車同士の記事で詳しく解説しています。

自転車事故の回収設計はお任せください

虎ノ門法律経済事務所横須賀支店では、保険の総点検から賠償請求まで一貫対応します。初回45分無料です。

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※本記事は令和8年7月時点の実務に基づく一般的な情報提供です。個別の事案については弁護士にご相談ください。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野交通事故事件・相続事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員