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治療中に転院できる?手続きと注意点

「家から遠い」「医師と合わない」「リハビリ設備がない」――治療先の病院は、途中で変更(転院)できます。ただし、やり方を誤ると治療費の支払いや後遺障害認定に影響するため、正しい手順を踏みましょう。

転院が認められる主な理由

  • 通院に時間がかかりすぎる(引っ越し・職場の変化を含む)
  • リハビリ設備・専門診療科の必要性
  • 医師とのコミュニケーションの問題

合理的な理由があれば、保険会社も通常は転院を認めます。

転院の正しい手順

  1. 保険会社に事前連絡:転院先と理由を伝え、一括対応の継続を確認する(無断転院は治療費トラブルのもと)
  2. 紹介状(診療情報提供書)をもらう:治療の連続性を保ち、初診からやり直しになるのを防ぎます
  3. 画像データ(レントゲン・MRI)を引き継ぐ
  4. 転院後も通院頻度を維持する

転院のタイミングと注意点

  • 症状固定間際の転院は不利:後遺障害診断書は「治療経過を知る医師」が書くのが望ましく、直前転院だと書いてもらえない・内容が薄くなるおそれがあります
  • 転院を繰り返さない:ドクターショッピングと評価され、治療の必要性を疑われます
  • 転院前後で症状の訴えに食い違いがないよう、新しい医師にも症状を正確に伝えましょう

よくある質問

Q. 保険会社に転院を反対されました。

合理的理由があれば転院は患者の自由です。反対を押し切る場合の治療費の確保(健保利用等)も含めてご相談ください。

Q. セカンドオピニオンだけ受けるのはあり?

あります。転院せず他院の意見を聞くことも、治療方針や症状固定の判断材料として有効です。

転院の段取りもアドバイスします

虎ノ門法律経済事務所横須賀支店では、治療環境の悩みも含めてご相談を承ります。初回45分無料です。

>>無料相談の流れはこちら>>病院の選び方の記事はこちら

※本記事は令和8年7月時点の実務に基づく一般的な情報提供です。治療の選択は必ず医師にご相談ください。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野交通事故事件・相続事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員