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歩行者と車の事故の過失割合|横断歩道の有無でどう変わる?

歩行者と車の事故では、交通弱者である歩行者が強く保護されます。横断歩道上の事故なら、歩行者の過失は原則ゼロ。横断歩道以外の場所でも、車側に大きな過失が認められるのが基本です。ただし、歩行者側の信号無視などでは相応の過失が付きます。

類型別の基本過失割合(歩行者:車)

状況過失割合
横断歩道上(青信号・信号なし)0:100
横断歩道上(歩行者が赤信号)70:30
横断歩道の付近(横断歩道外)30:70
横断歩道のない場所での横断20:80
横断禁止場所での横断30:70
歩道上・路側帯の事故0:100が原則

修正要素

  • 歩行者に有利:児童・高齢者・幼児(−5〜20%)、集団横断、住宅街・商店街
  • 歩行者に不利:夜間(+5〜10%)、幹線道路、直前直後の横断、酩酊

子どもの飛び出しは別記事で詳しく解説しています。

歩行者事故で使える保険

  1. 相手方の自賠責・任意保険への請求(歩行者はもちろん対象です)
  2. ご自身の自動車保険の人身傷害保険:歩行中の自動車事故もカバーする契約が多くあります
  3. 弁護士費用特約:歩行中の事故でも使えるのが一般的。家族の保険もチェック(適用範囲の記事

歩行者事故の賠償の特徴

車同士の事故に比べて重傷化しやすく、後遺障害・死亡事案の割合が高い類型です。賠償額が大きい分、基準の差・過失割合の数%が金額に大きく響きます。

よくある質問

Q. 「飛び出しだから歩行者が悪い」と言われました。

飛び出しでも車側の前方注視義務は免除されません。現場の状況(見通し・速度・場所)に即した検証が必要です。

歩行者被害のご相談は無料です

虎ノ門法律経済事務所横須賀支店では、歩行者事故の過失割合と賠償額を無料相談で診断します。

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※本記事は令和8年7月時点の実務基準に基づく一般的な情報提供です。個別の事故の過失割合は事実関係により異なります。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野交通事故事件・相続事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員