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交通事故後に痛みが出てきたら|受診が遅れるリスク

事故直後は平気だったのに、翌日から首や腰が痛み出した――むちうちでは非常によくある経過です。問題は、受診が遅れるほど「その痛みは事故のせいか」を疑われること。数日以内の受診が、治療と賠償の両方を守ります。

なぜ痛みは後から出るのか

事故直後は興奮状態(アドレナリン)で痛みを感じにくく、炎症が広がる翌日以降に症状が現れることがあります。医学的に不自然なことではありません。

受診の遅れが招く2つのリスク

  1. 因果関係の否認:事故から初診まで日数が空くと、「事故とは別の原因では」と治療費・慰謝料を争われます。実務上、1〜2週間以上の空白は要注意、数日以内が安全圏です
  2. 人身事故への切り替えの困難化:診断書の取得が遅れると、警察の人身切り替え受理も難しくなっていきます(切り替えの記事

痛みが出たらやること(時系列)

  1. すぐに整形外科を受診:「◯日の交通事故の後から痛む」と正確に伝える
  2. 診断書を取得し、警察に人身事故への切り替えを届け出る
  3. 保険会社に連絡:受傷と通院開始を伝え、一括対応を求める
  4. 以後、適切な頻度で通院を継続する

「事故から1週間後の受診」でも諦めない

空白期間があっても、初診時に発症時期と事故との関係を丁寧に伝え、カルテに残してもらうことで立証は可能です。空白の理由(仕事を休めなかった等)も記録しておきましょう。

よくある質問

Q. 物損で処理した後に痛みが出ました。もう手遅れですか?

手遅れではありません。すぐ受診し、人身への切り替え(難しければ人身事故証明書入手不能理由書)で対応できます。

初動の遅れはリカバリーできます

虎ノ門法律経済事務所横須賀支店では、受診が遅れたケースの立証もサポートします。初回45分無料です。

>>無料相談の流れはこちら>>事故直後にやるべきことはこちら

※本記事は令和8年7月時点の実務に基づく一般的な情報提供です。個別の事案については弁護士にご相談ください。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野交通事故事件・相続事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員