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路外から道路に進入する車との事故の過失割合

コンビニ・ガソリンスタンド・駐車場などの路外施設から道路に進入する車と直進車の事故は、進入車80:直進車20が基本の過失割合です。歩道を横切る際の歩行者・自転車との事故も、この類型で特に注意が必要です。

基本過失割合

状況過失割合(直進車側:進入車側)
路外から道路への進入車×直進車20:80
路外に入るため右折する車×対向直進車直進車10:右折車90
歩道横断時の歩行者×路外進入車歩行者0:車100が原則

路外からの進入は「道路交通の流れに割り込む」行為であり、進入車には一時停止・安全確認の重い義務があります。

修正要素

  • 進入車に不利:一時不停止・安全不確認、鋭角的な進入
  • 直進車に不利:15km/h以上の速度超過、著しい前方不注視、進入車が既に車道に相当進出していた場合(既進入)

歩道での事故は特に重い責任

路外施設に出入りする際、車は歩道の直前で一時停止し、歩行者の通行を妨げない義務があります(道路交通法17条)。歩道上の歩行者・自転車との事故では、車側にほぼ全面的な過失が認められます。

立証のポイント

  1. ドラレコ・施設の防犯カメラ(出入口を撮影していることが多い)の早期確保
  2. 進入車の停止の有無・タイミング
  3. 直進車の速度(制限速度との関係)

よくある質問

Q. 店から出ようとした車に側面をぶつけられたのに「2割そちらも悪い」と言われました。

基本割合上そう提示されがちですが、進入車の一時不停止等を立証すれば10%以下への修正を狙えます。既に車道を通過中だった位置関係も重要です。

路外進入事故のご相談は無料です

虎ノ門法律経済事務所横須賀支店では、カメラ映像の確保から交渉まで対応します。初回45分無料です。

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※本記事は令和8年7月時点の実務基準に基づく一般的な情報提供です。個別の事故の過失割合は事実関係により異なります。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野交通事故事件・相続事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員