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TFCC損傷(手首の痛み)の後遺障害と立証方法

ハンドルを握った状態での衝突などで手首に強い力が加わると、TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)が生じることがあります。手首の小指側の痛み・ドアノブを回すときの痛みが特徴で、「捻挫」と見過ごされやすい怪我ですが、後遺障害認定の対象です。

TFCC損傷の症状

  • 手首の小指側(尺側)の痛み
  • ドアノブ・タオル絞り・ペットボトルの開栓など、ひねる動作での痛み
  • 手首の脱力感・可動域の制限

診断と立証のポイント

  1. 専門的な診察:手外科のある整形外科での診断が理想です。「手関節捻挫」のまま漫然と経過させないこと
  2. MRI検査:TFCCの損傷はレントゲンには写りません。高解像度のMRI(手関節専用コイル)が有効です
  3. 誘発テスト:尺屈ストレステスト等の結果を診断書に記載してもらう
  4. 事故態様との整合性(ハンドル把持・手をついた等の受傷機転)をカルテに残す

後遺障害の等級

状態等級の目安
痛みの残存(画像所見あり・整合性あり)12級13号
痛みの残存(説明可能)14級9号
手関節の可動域制限(健側の3/4以下)12級6号

賠償のポイント

利き手のTFCC損傷は、デスクワーク・調理・美容師・製造業など手を使う職業への影響が大きく、逸失利益の主張材料になります。仕事での具体的支障を記録しておきましょう。

よくある質問

Q. 「捻挫だからそのうち治る」と言われ、3か月経っても痛みます。

TFCC損傷が隠れている可能性があります。手外科でのMRI精査を主治医に相談してください。放置は認定にも治療にも不利です。

手首の痛みを軽く見ないでください

虎ノ門法律経済事務所横須賀支店では、TFCC損傷の立証・認定をサポートします。初回45分無料です。

>>無料相談の流れはこちら>>後遺障害等級認定サポートはこちら

※本記事は令和8年7月時点の実務に基づく一般的な情報提供です。個別の事案については弁護士・医師にご相談ください。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野交通事故事件・相続事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員