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MRIとレントゲンの違い|むちうちの等級認定で画像検査が重要な理由

レントゲン(X線)は骨を写す検査、MRIは椎間板・神経・靭帯などの軟部組織まで写せる検査です。むちうちの痛みやしびれの原因は軟部組織にあることが多いため、「レントゲンでは異常なし」でも、MRIで初めて所見が見つかることがあります。後遺障害等級認定では、この違いが結果を左右します。

各検査で分かること

検査写るものむちうちでの役割
レントゲン骨折の有無の確認(軟部組織は写らない)
CT骨の詳細・出血複雑な骨折・頭部外傷の評価
MRI椎間板・神経・靭帯・筋肉ヘルニア・神経圧迫など症状の裏付け

等級認定でMRIが重要な理由

  • 12級13号は、画像所見により症状を「証明」できることが条件です。MRIなしで12級はほぼ望めません
  • 14級9号でも、症状を説明する所見があると認定可能性が高まります
  • 撮影時期が早いほど、事故との因果関係の立証に有利です(時間が経つと加齢性変化との区別が難しくなる)

MRIを撮るタイミングと依頼の仕方

  1. 症状(しびれ・強い痛み)があれば、事故後なるべく早い時期に主治医へ相談
  2. 「しびれが続いているので精密検査をお願いできますか」と具体的症状とともに依頼
  3. 設備がない医院の場合は、検査可能な病院への紹介状を書いてもらう

MRI費用(1〜3万円程度)は、必要性があれば損害として賠償対象になります。

「画像で異常なし」でも諦めない

MRIに写らない神経症状は珍しくありません。その場合も、神経学的検査(スパーリングテスト等)や治療経過の記録により、14級9号の認定は十分あり得ます。検査結果の意味づけは、医学と賠償実務の両方の知識で判断すべきものです。

よくある質問

Q. 保険会社にMRIは不要と言われました。

検査の要否を判断するのは医師です。症状があるなら、主治医に相談して撮影を検討してください。

Q. 事故から3か月後のMRIでも意味がありますか?

あります。ただし早いに越したことはありません。撮影の時期・回数も含めてご相談ください。

検査と認定の戦略をセットでアドバイスします

虎ノ門法律経済事務所横須賀支店では、症状に応じた検査の受け方から等級認定まで一貫してサポートします。初回45分無料です。

>>無料相談の流れはこちら>>後遺障害等級認定サポートはこちら

※本記事は令和8年7月時点の実務に基づく一般的な情報提供です。検査・治療の判断は必ず医師にご相談ください。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野交通事故事件・相続事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員