交通事故で請求できる損害項目一覧|漏れやすい費目に注意
交通事故で請求できるのは治療費と慰謝料だけではありません。損害項目は多岐にわたり、保険会社の計算書から漏れている項目は、こちらから主張しない限り支払われません。この記事では請求できる損害の全体像をチェックリスト形式で整理します。
積極損害(実際に支出した費用)
- 治療関係費:診察料・手術料・入院費・薬代・処置料
- 通院交通費:公共交通機関の実費、必要性があればタクシー代、自家用車のガソリン代(1kmあたり15円)・駐車場代
- 付添看護費:入院付添(近親者は日額6500円程度)、通院付添(同3300円程度)※必要性がある場合
- 入院雑費:日額1500円(領収書不要の定額)
- 装具・器具費:コルセット、松葉杖、車椅子、義肢等(将来の買替費用も)
- 文書料:診断書・交通事故証明書等の取得費用
- 家屋・車両改造費:重度後遺障害の場合のバリアフリー化等
- 葬儀関係費:死亡事故の場合、原則150万円まで
消極損害(得られなくなった利益)
慰謝料(精神的苦痛への賠償)
- 入通院慰謝料/後遺障害慰謝料/死亡慰謝料(相場の記事)
物的損害
- 修理費または買替差額(経済的全損の場合)
- 評価損(格落ち):修理しても下がる車の価値。見落とされがちです
- 代車費用、レッカー代・保管料、携行品(メガネ・スマホ・衣類等)
特に漏れやすい費目トップ5
- 主婦の休業損害
- 評価損(格落ち損)
- 通院付添費(子どもの通院)
- 自家用車の通院ガソリン代・駐車場代
- 診断書等の文書料
チェックの手順
保険会社の損害額計算書と本記事のリストを突き合わせ、記載のない項目に心当たりがあれば領収書・記録を揃えて追加請求しましょう。判断に迷う費目は無料相談でご確認いただけます。
計算書の「抜け」を無料でチェックします
虎ノ門法律経済事務所横須賀支店では、損害項目の漏れの確認と裁判基準での再計算を無料相談で行っています。
※本記事は令和8年7月時点の裁判基準等に基づく一般的な情報提供です。個別の事案については弁護士にご相談ください。
この記事の執筆者

弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店
横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士
中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野交通事故事件・相続事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。交通事故事件では、裁判基準による適正な賠償額の実現を目指すとともに、依頼者の精神的なご負担を少しでも軽くすることを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員


